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次なる挑戦は海外展開。レンタルスペース事業で、自分の理想を体現する生き方

2023年02月06日

2016年にレンタルスペース事業をスタートして以降、全国で複数店舗を運営されている河野光孝様。現在はご自身で店舗運営をされるだけでなく、ブログYouTube、オンラインサロンの運営などを通じて、レンタルスペース事業に特化した配信活動やコンサルティング業務も精力的に実施されています。

そんな河野様がこの度バトンズを通じて譲渡されたのは、まだプレオープンして間もない都内の撮影スタジオ。過去にレンタルスペースの譲渡経験がある河野様が、本オープン前の店舗をなぜ譲渡されたのか、またどのようにしてご成約に至ったのか。レンタルスペース運営の想いや経験とともに、詳しくお話を伺いました。

 


 

譲渡事業
業種 レンタルスペース(撮影スタジオ)
拠点 東京都
譲渡理由 選択と集中

 

 

譲受者
区分 会社員・フリーランス
拠点 東京都
譲受理由 起業・副業

 


失敗経験を経て、収益化できるレンタルスペース事業の仕組みを独自に構築

 河野様がレンタルスペース事業をスタートされたのは、2016年ごろ。もともとは会社員として従事されていた河野様でしたが、20代の頃から起業願望があったことと、「雇われる働き方」が自身に合わないと感じたことで、独立に向けた情報収集をするようになったのだそうです。

起業本などで知見やノウハウを蓄積していったものの、最初の一歩がなかなか踏み出せなかったと話す河野様。そんな中で、知人から「レンタルスペースなら、ハードルが低く始められる」と勧めがあったことをきっかけに、レンタルスペースの運営をスタート。始められた当時は、今ほどレンタルスペース自体の知名度が高くなかったため、独学で事業の運営方法を模索されたそうです。

「ビジネス未経験でしたが、『行動しないと、何も始まらない』と思い、とりあえずご縁があったレンタルスペースで事業を始めてみた、という経緯です。最初の店舗はたまたま上手くいきましたが、2店舗、3店舗とチャレンジする中で、いろんな失敗もしましたね。その中で、レンタルスペースの運営に関する知見やノウハウを、実体験を通じて蓄積することができました。」

現在は数多くのレンタルスペースの運営に携わり、運営コンサルタントとしてもご活躍されている河野様。そんな河野様も、最初は見よう見まねで試してみるところからスタートし、苦い経験もたくさんされてきたのだそう。

それでも、失敗経験を詳細に分析し、研究を積み重ねていく中で、収益化できる仕組みづくりを独自に構築された河野様。今では、売上目処が立たず、頭を悩ますレンタルスペースの運営代行会社が、河野様へ事業相談にくることもあるほどだそうです。

 

プレオープンしたばかりの撮影スタジオを譲渡。その譲渡理由は?

Photo by iStock-1200700892

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 そんな河野様が今回譲渡された撮影スタジオは、オープンして間もない店舗。収益化できるノウハウがあり、「自分で持っていてもいいと思う」と話されるほどの店舗を、なぜ譲渡するに至ったのか。その理由は、ご自身の仮説を検証するためでした。

「過去にも何度か売却をしたことがあるのですが、売上実績のない店舗を譲渡するのは今回が始めてになります。ただ、たとえ売上実績がなかったとしても、譲渡対象の魅力をちゃんと相手へ伝えることが出来れば、価値を見出してくれる買い手様への譲渡が決まると思っていて。今回はそのことを実証するためにも、M&Aにチャレンジしてみました。」

河野様が譲渡に出されるレンタルスペースの価値。それは、店舗が立地の良い場所にあることや、需要のあるコンセプトを持っていること。それだけでなく、これまで河野様が培ってこられた『運営ノウハウの提供』と、譲渡後の『運営サポート』を行うことでした。

いわゆる「コンサルティング料」も含んだ譲渡価格は、通常のレンタルスペースの譲渡価格よりも高めに設定していると話す河野様。しかしながら、これまで売却に出した全ての店舗で、値引きされることなく成約まで至っているのだそうです。

譲渡後も、買い手様に丁寧な運営サポートをしていくこと。そこに価値を感じてくれる人が買ってくれていると思っています。『売上利益に対して譲渡希望金額が高いんじゃないか』と思われる方もいますが、そこの価値を感じてもらえないのだったら、買うに至らないと思います。

要らなくなった店舗を引き払うためにM&Aを検討するのではなく、買い手様に引き継いだ後も、事業として成り立つような事業譲渡をしていきたいと、河野様は話します。

そんな思いをもって臨んだ事業譲渡には、多数の買い手候補者から交渉依頼が寄せられました。その中で、今回の譲渡先である本田様(仮称)を選ばれた理由について、河野様は
「一番は、やっぱり『熱意』ですかね。本田様は、僕がこれまでやってきたこととか、レンタルスペースの可能性にフォーカスされて交渉に臨まれていました。また、彼自身も『これから事業をどんどん展開していきたい』という熱意をもっていて。僕個人としても、彼を応援していきたいと思いました。」とのこと。

河野様のサポートを受けながらスタートした本田様の事業は、現在は着実に利益を出しているのだそう。河野様と本田様の関係も良好に続いているとおっしゃっておられました。

 

次なる挑戦は海外展開。自分の理想を行動で体現していく

今回の事業譲渡を含め、運営するレンタルスペースのほとんどを売却された河野様。今後は新しいことにチャレンジするために、海外事業での活動を構想中とのこと。

「海外でのビジネスに挑戦してみたいと思うようになったのと、この1年で、今ある事業は自分がいなくても回るように整えてきたので、日本を出るのは問題ないかなと。
また、自分は配信活動もしているので、それにも活かせるかなとも思っています。会社員だった自分でも、ビジネスで人生が変えられることや、海外で暮らせるようになるということを、自分をモデルケースにして体現していきたいです

『普通の会社員だった自分が、レンタルスペース事業で人生が変わったというところを見せていきたい』、『皆んなのモチベーションになるSNS活動をしていきたい』と、自身の言葉を行動で示し続ける河野様。
そんな河野様に、最後にこれからM&Aで事業運営に取り組んでいきたいと意気込む若者に向けて、メッセージをお願いさせていただきました。

「当たり前のことではありますが、結局は『行動しないと何も始まらない』ということがわかりました。考えることも大切ですが、現状を変えたいということであれば、まず行動すること。動いてみて初めて見えてくるものが多いと痛感しています。

もしM&Aを検討されるのであれば、『なぜその事業が売りに出されているのか?』『自分が引き継いだあとにどのように運営していくのか?』ということを理解・想定されるといいかと思います。事業を引き継いだからといって人生が変わるわけではなく、その事業を通じてどうしていくかが重要。 自分はたまたまレンタルスペースでしたが、どんなビジネスでも共通していえることだと思います。

独立したいという夢を叶えるために、その言葉の通りに行動に移されてきた河野様。現在は、生活面・収入面・働き方の全てにおいて、ご自身の理想とする生活を手に入れることができていると言います。その言葉の節々からは、まさに「考えを実行に移す」ことをご自身の指針にされていることが伺える、そんなインタビューとなりました。

河野様の今後のご活躍を、バトンズ一同、心より応援いたしております!

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