関西の美容脱毛サロンと建設業のマッチング!これから迎える自由な老後生活
2022年09月28日
2022年09月28日
「老後のゆとりと楽しみのために、娘と一緒に始めた事業でした」と話すのは、個人事業家として関西で美容脱毛サロンのFC店舗を運営されていた伊佐木様(匿名)。定年退職後に第二の人生として美容脱毛の分野で起業された背景や、どのような経緯で事業譲渡へと進まれたのか、伊佐木様に詳しくお伺いしてまいりました。
| 譲渡企業 | |
|---|---|
| 業態 | フランチャイズ |
| 業種 | 美容脱毛サロン |
| 拠点 | 滋賀県 |
| 譲渡理由 | 後継者不在 |

| 譲受企業 | |
|---|---|
| 区分 | 法人 |
| 業種 | 建設業 |
| 拠点 | 東京都 |
| 譲受理由 | 新規事業への参入 |

会社員としてお勤めの頃、重工業を扱う企業に勤めながらも、ゴルフ場やホテル、リゾート施設といったレジャー・サービス業の分野でマーケティグ・企画に携わっていたという伊佐木様が事業をスタートされたのは、定年退職後のこと。
「これまでの経験を活かしながら、ゆとりを持った生活をしたいと思って事業を始めました。ただし年齢もあるので、いつか手放すことを前提とした設計でなければいけないと考えていまして。そこで、海外でスノボーのインストラクターをやっている娘に声をかけて、一緒にやることにしました。とはいえ、共同経営者が娘となると、私が口を出しすぎてしまって、彼女に窮屈な思いをさせてしまうかもしれないと思いまして。自分が全く知らない業界やサービスで始めようと考え辿り着いたのが、美容脱毛サロンのFC店舗でした」とのこと。
また、マーケティングや企画の領域に精通されている伊佐木様からの観点において、美容脱毛サロンの事業は魅力的だったそうで「世の中には、大企業が手を出せないスキマ産業というのが存在するものなのですが、脱毛美容もそのひとつだと思いました。個人でビジネスをするには十分に大きいマーケットなんですが、大企業が主力でやるには小さかったり、複雑だったり、法律面で整っていない部分があったりと、旨味がない領域という印象があり、やる価値はあるんじゃないかと思いました」とのこと。
「でも実際にやってみると、自分にとっては大手がいないことがネガティブにも映りました。中小企業のプレーヤーばかりなので、中身が洗練されていかないというか、目指すべき存在や基準がないという印象を受けまして。正直、つまらなさを感じました」とも。
そんな折、コロナ禍が到来してマーケットは長期の停滞を余儀なくされ、愛車(バイク)を手放すなどして資金繰りをする中、精魂疲れ果てて廃業を決められたのだそうです。
「そもそも、穏やかな老後生活にゆとりを与えるために始めたのに、いろんなものに追われて忙しく、むしろお金が出ていくばかりの生活に心が折れてしまったんです」と苦笑いを浮かべる伊佐木様でしたが、その後ご友人からのアドバイスによって転機がもたらされます。
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たままたYouTubeでバトンズの広告を目にした伊佐木様のご友人が、「店は新しくて綺麗だし、たたむのにもお金がかかるから、そのまま廃業するのは勿体無い」「試しに一度、ググってみてはどうか」と提案してくださったのが、バトンズを知ったきっかけだったそうです。
最初はネットでバトンズに登録しようとしたものの、その時にはうまく登録できずに放置したとのこと。その後、バトンズの担当者からのフォローもあり、無事に登録が完了したものの、あまり乗り気ではなかったそうです。
「その時は、まともに事業譲渡のことなんて考えていなかったですし、この事業が譲渡できるとも本気で思っていなかったんです」と、当時のお気持ちを話してくださいました。とはいえ、自分の事業を登録したということで、試しにバトンズの案件一覧ページを眺めてみると、大小多岐にわたる領域の譲渡案件が並んでいて、大変驚かれたのだとか。
「M&Aって、絵画や壺みたいだなって思いました。欲しい人にとっては、たくさんお金を出しても欲しいものだけれども、要らない人や興味のない人にとっては、ただのガラクタのように感じてしまうものもあるという点が非常に似ていると思いました」とも。
そんな伊佐木様の案件を「素晴らしい絵画」だと感じ、我こそはと手を挙げられた買い手候補は20件以上。これには、M&Aに興味のなかった伊佐木様も驚き、関心が高まっていったそうで、「こんなに反響があると思っていなかったですし、そもそも小規模のM&Aという存在も正しく認識していませんでした。もっと早くから知っていれば、起業のやり方も変わっていたと思います。自分は、ほぼゼロの状態から始めたので大変でしたが、既に骨組みができている事業を買収して始められるというのは、非常に便利だと思います」とのこと。
こうして、伊佐木様の「廃業計画」はバトンズを登録して間も無く「譲渡計画」へと変わり、3日後には運命のお相手との出会いを果たされるのでした。

伊佐木様が最終的に譲渡を決められたお相手は、同じ関西圏で建設業を営むベテラン経営者の九条様(匿名)で、美容脱毛という業界とはむしろ真逆の印象さえ受けるような事業内容でした。
数ある候補者の中からなぜ九条様を選ばれたのか、その真意をお伺いすると「自分は“早く手放したい”という気持ちが強かったのですが、九条さんは直ぐに決めてくれそうな感じがしたんです。早々にお店の見学に来てくれましたし、お店のことをすごく気に入ってくれまして。また、従業員の面倒も見てくれると言ってくださり、うちの従業員も彼らのことを気に入ってくれたので、これは九条さんにお願いするしかないだろうと思いました。
実は、私が廃業を決断した際に、うちの従業員には転職活動をするように伝えていたんですが、それから話が事業を譲渡する方向へと変わったので、できれば従業員のことも引き受けてほしいと思っていました。九条様は今よりも高待遇で迎え入れてくれると約束していただきまして、心から感謝しています」とのこと。
「それ以外にも、前受金の処理などは私が損をしないように好条件を提案してくださったりもして。もともと潰すつもりで、カスタマへの返金や廃業処理などで更なる出費を覚悟していたので、それがゼロになるだけでも嬉しいのに、プラスになるとは大変ありがたい話です。本当に、登録してよかったです」とも。
今後の展望について、最後にお伺いすると「経営者はもういい」と笑いながら「自由を謳歌したいです」と話す伊佐木様は、実は既に沖縄への移住を決められているとのこと。40年乗ってきたというバイクを楽しみながら、今後こそ、のんびり穏やかな老後生活を楽しまれている姿を想像すると、こちらも大変心が温まりました。
伊佐木様の今後の生活が更に豊かなものになりますことを、バトンズ一同、心より願っております!
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