買い手募集
停止中
成約済み
No.17069
募集開始日:2022/10/11
最終更新日:2023/07/06
閲覧数:744
M&A交渉数:6
譲渡希望額
2億円
【10年以上連続黒字】業歴50年以上。コロナ時でも黒字を確保する金属加工工場
会社譲渡
専門家あり
業種
製造業(金属・プラスチック) > 表面処理(メッキ、研磨、塗装等)
地域
東海地方
従業員
20人〜49人
設立
40年以上
譲渡理由
後継者不在
譲渡対価以外にかかる費用
バトンズシステム利用料
成約価格の2%
-
税込利用料2.2% 成約価格(税抜き)に応じて下記が最低料金となります。
1,000万円未満:最低35万円(税込38.5万円)
1,000万円以上:最低70万円(税込77万円)
5,000万円以上:最低150万円(税込165万円) - 成約価格には、役員退職慰労金の支払いや役員借入金の返済など、M&A等の実行に関連して実質的に譲渡対価と認められるものを含みます
専門家への手数料
着手金・中間金なし
本件は成約価格に対する上限5%のレーマン方式にて完全成功報酬制でお手数料を頂いております。
5億円以下の売買金額の場合、基本手数料率は5%となりまして、
最低報酬金額は300万円(消費税別)となります。
※譲渡希望額は税抜き価格で表示しています。
M&A専門家のコメント
①譲渡背景
現社長は先代より事業承継で、約20年前に事業を引き継ぎ現在に至っています。
事業は順調に推移していますが、後継者不足により譲渡希望となりました。
②良好な財務状況
サービスの強み「受託加工」に特化していることから、仕入れコストがかからず、運転資金が比較的少額で済む点において事業継続リスクが低いと考えられます。
過去から毎年の黒字によって利益剰余金が蓄積されており、毎年純資産は増加、厚い状態となっており、自己資本比率は38%と比較的高くなっています。
また、借入金については80%以上が長期借り入れとなっており、殆どが将来への設備投資、建屋等の固定資産に充当されています。固定長期適合率は70%と低く、また、当座比率も231%と良好で財務の安全性が強みとなっています。
③譲渡後のオペレーション
オペレーションについては、新規雇用したエンジニアを始め、技術力のあるオペレーターが揃っており、社長が抜けても日々のオペレーションに影響のない体制を構築済みです。更に経営面の引き継ぎにおいては、現社長が必要に応じ対応を行いますので、事業継続リスクも低いと考えられます。
「受託加工」の特性上、オペレーターの技術力が利益の源泉になっているため、人員の待遇に留意しており、報酬についても、技術に見合った報酬を出すことで、技術力の維持に努めています。
人件費として社員への報酬は厚くしているが、
・受託加工により仕入れコストがかからず利益率が高い。
・技術力により仕事量を増やし限界利益を確保
・補助金の活用等で固定費を低減
といった対応を行ってきた結果、リーマンショック以降、10年以上黒字を継続し、コロナ禍においても黒字を確保するに至っています。
④検討してほしい買い手像
同業種
当社が得意とするシャフト研削等の前工程(切削加工、熱処理加工等)や、シャフト完成品を取り扱う加工業者に於いては、特に「一貫加工のシナジー効果」を得ることができ、当社の強みを活かす事が可能と思われます。
異業種
社長交代となった際にも、現場の役員、工場長の元、現場オペレーションは問題なく遂行可能(経理面においても受託加工方式であり資金繰りも問題なく遂行可能)なため、安定収益を確保したいという異業種の企業にもオススメです。
事業情報
事業内容
中部地方で、金属製シャフトの研削加工を行っている工場です。
お客様は事務機器メーカー(プリンターや複合機などの紙搬送ローラーや感光ドラムに使われるシャフトの研削)自動車部品メーカー(締結用ピン類の研削)、半導体製造装置(位置決め駆動用シャフトの研削)、など多くの分野のお客様を有しており、比較的安定した物量を受注しています。
受注形態としては、ほぼすべての案件が、お客様からの加工部品を預かり、最終寸法まで研削で仕上げを行う※「受託加工方式」となっています。
※「受託加工方式」とはクリーニング店が、お客様の服を預かり、クリーニングを施し、きれいにして服を返すのと同様に、お客様の加工中の部品を預かり、研削加工を施し、磨き上がった状態でお客様に部品を返却する加工形態です。
部品仕入れ代金がかからないため、少ないランニングコストで事業運営が可能となります。
商品・サービスの特徴
「センタレス研削」「円筒研磨」の受託加工サービスを行っています。
当社が自社で保有しているセンタレス研削盤を用いて、お客様から支給を受けたシャフトの外径研削を行い、所定の寸法に仕上げます。寸法誤差は数ミクロンレベル(ミクロンは1/1000mm)で仕上げることが可能となるため、精密な動きが求められる「複合機」、や「半導体製造装置」のお客様にご好評いただき、10社以上の継続受注先を確保しています。
顧客・取引先の特徴
お客様の分野は、「事務機・OA分野」、「自動車部品分野」、「半導体製造装置分野」と多岐にわたります。最終製品メーカーとの直取引ではなく、それぞれのティア1、ティア2メーカーとの取引となります。
自動車メーカーなどは品質管理が厳しく、客先ごとに異なる品質要求がありますが、その要求に応え、長年に渡る取引継続を実現してきました。
また、納期に関しては、客先からの支給部品の遅れを、当社の納期短縮でリカバリーしてほしいといった短納期要求も多くありますが、生産性の向上で短納期を実現し、客先要求に応えています。
従業員・組織の特徴
少人数の組織のため、社長以下「正社員」(数名)、「パート」(数名)のフラットな組織としています。
対外的交渉力確保のため、円筒研磨の技術者には「技術部長」、別のベテラン社員1名に「工場長」として、営業、品質監査受監対応などに当たらせています。正社員従業員の平均年齢は37歳となっています。
加工技術が当社の利益の源泉になることから、加工技術の研鑽を推進する風土があり、そのような風土もあり、新規事業を行う際も技術を持つエンジニアを雇用しております。
強み・アピールポイント
強み1:受託加工に特化し高収益を実現
受託加工に特化していることから「材料仕入れ」、「製品在庫」といった在庫リスクがなく、更に、固定資産も補助金の活用などで費用を抑えていることから、同業と比較し高収益を維持しており、リーマンショック時を除き、黒字を確保しています。コロナ時にも黒字を確保しました。
強み2:補助金の活用などによる最新鋭設備の導入
技術者の雇用、技術の研鑽に加え、ものづくり補助金などの制度を活用し、最新鋭の設備を導入し、生産性の向上を図っています。設備は近年毎年購入しております。
強み3:生産余力
現在は、日勤帯の稼働のみとなっており、夜間稼働等を行うことで、新規案件受注も可能となります。
また、工場内の設備設置余力についても、設備のレイアウト変更により設備設置が可能となっているので、さらなる事業拡大も可能です。
強み4:幹線道路に近い立地
幹線道路へのアクセスが良いことから、客先への納品や、材料受入の際の物流動線がよく、今後、新規事業展開も行いやすいです。
譲渡情報
譲渡理由
後継者不在
イグジット
選択と集中
資本獲得による事業拡大
体調不安
気力の限界
その他
譲渡条件
従業員雇用継続
車を引き取りたい
仕入れ先・取引先を継続してほしい
交渉対象
法人
事業形態
法人
譲渡スキーム
会社譲渡
支援専門家の有無
あり
譲渡で重視する点
価格
財務情報
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損益
売上
1億円〜2億円
営業利益
X,000~X,000万円
役員報酬額
X,000~X,000万円
資産/負債
譲渡対象資産
X,000~X,000万円
金融借入金
X,000~X,000万円
※本案件情報は、公開日時点のヒアリング情報または売主様の自己申告情報をもとに掲載しています。
最新情報や詳細情報は、交渉を進める中で確認いただく必要があります。
最新情報や詳細情報は、交渉を進める中で確認いただく必要があります。