レポート

2019.11.26

静岡のクラウンメロン卸し販売事業のあとつぎ募集!業態変更も可能!飲食・配送業との提携もあり

【事業のポイント】
■クラウンメロンの卸販売を行っている店舗とネット通販サイトを譲渡
■品評会に出品されたクラウンメロンを取り扱っている
■農家や組合は手付金なしで引き継ぎ可能、販路や値決めのノウハウまでサポート

 

薫り高く、ずっしりと重い実の表面にモクモクと張り巡らされた白い網目。その硬い表面を切り開くと、スプーンですっと掬える熟した果肉と甘い果汁が詰まった南国フルーツといえば、フルーツの王様、メロンです。

一昔前はなかなか気軽に食せるフルーツとは言えませんでしたが、最近はメロン風味の商品やメロンを使った様々な食品が飲食店で提供されるようになり、割と身近になったのではないでしょうか。一方で、贈答品や冠婚葬祭の捧げ物としてメロンを送る習慣も根付いており、多くの人々に親しまれているフルーツです。

今回は、そんなメロンのなかでも、静岡県袋井市・掛川市・森町・磐田市・浜松市でのみ生産されているクラウンメロンの卸し販売事業を営んでいる、メロンショップマエシマをご紹介します。高いブランド力と、品評会で入選した選ばれしメロンの卸し販売を行なっている珍しい事業です!

オーナーの前嶋さんは、元はメロン農家向けの資材屋さんでした。平成6年からクラウンメロン専門の卸販売をはじめ、24年経営を続けています。7月と12月のお中元とお歳暮の時期が最も忙しく、仕入れたメロンが飛ぶように売れます。しかし、昨年末から体調不良が続き、なかなか以前のように積極的に営業することができず、気力的にも継続は困難と判断し、譲渡を希望されています。

あらゆる条件を職人が精密にコントロールし育てられたメロン

温室で育てられている収穫前のクラウンメロン

クラウンメロンは、1本の株に1個だけ実を結ぶよう残りは摘果して育てられています。また品種改良を重ねたクラウンメロンの種を季節ごとに植えるため、一年を通して栽培できるのも特徴。さらに、大地に種を植えて育てる地床栽培とは異なり、クラウンメロンはガラスの温室の隔離ベッドで太陽光をたっぷりと浴び、熟練の職人が一個ずつ水と肥料の絶妙なバランスを毎日コントロールしながら育てています。こうしてサイズや糖度、網の目まで細かく設計して作られるメロンは、フルーツとはいえまるで芸術品のよう。そのブランド力は数あるメロンのブランドのなかでも抜きん出ています。

クラウンメロンの質は何をどう見極めているの?

桐箱に入ったクラウンメロン

クラウンメロンには4つの等級があります。網の目や糖度、重さ、サイズといった項目を総合的に評価し、上から富士・山・白・雪とランク付けされますが、なんと最高ランクの「富士」はおよそ1000ケースに1ケースあるかないかという確率で、お店にもなかなか出回らない一品だそうです。その下の「山」も優良メロンで、メロンショップマエシマの“特上”と“上”は、このランクのものをさらに重量、姿・形、網目模様などで区別しています。「白」は標準メロンで味は良くお手頃な価格なので、大田市場に卸しています。「雪」は少し傷がついていたりしているもので、味にはほとんど差はありませんが、種とりメロンなど加工品に使われます。

売り上げの2/3は店舗、1/3はネット通販から。マーケティング強化で売上UPは可能

商品のほとんどは品評会に出品されたクラウンメロン

主力商品は贈答品として送られる桐箱に包装してあるクラウンメロンです。その他にも、4玉、6玉入りの商品もよく売れています。

前嶋さんが体調を崩されてからは思うようにお店で営業することができず、直近の売上は下がり気味でしたが、PR拡大することで売上アップを見込めます。店舗に加えて、10年前からネット販売も始めており、こちらのWebサイト(https://melonshop-maeshima.com)とアマゾンでクラウンメロンと関連商品の販売を行っています。Webサイトのほうは現状スマホ対応していないため、今後対応することで売上アップに繋がっていくと考えられます。現状では、ネット通販の売上は全体の1/3を占める割合です。

クラウンメロン味のキャラメルは意外に人気商品です

クラウンメロン味のジェラートも

また、毎月6日の日を「クラウンメロンの日」とするキャンペーンを行っていて、キズがついたクラウンメロンをお手頃価格で販売しています。新聞で宣伝しているのみですが、毎月6日は安価なクラウンメロンを求めて店舗に多くのお客様が訪れるそうです。店舗のみではなく、今後はネットでも同キャンペーンを行うなど、積極的にネットと連動させることで、さらに盛り上がると予測されます。

どんな買い手さんなら事業を活かせる?メロンショップマエシマの強みとは

メロンショップマエシマの店舗外観。取材中もお客様が次々と訪れてクラウンメロンを購入されていました

譲渡対象はご紹介した店舗とWebサイト、そして取引先になります。クラウンメロンの卸しは、生産されている農家さんや組合との信頼関係なしには成り立ちません。通常は、新しい業者が仕入れを行う場合、手付金として約50万円ほどかかるのが一般的です。

しかし、前嶋さんがしっかりと農家さんや組合への引き継ぎを行えるため、手付金などの心配なく安心して引き継いでいただくことが可能です。24年以上の取引先としての実績と付き合いがあるからこその最大の強みといっていいでしょう。

また、クラウンメロンを仕入れる際には、販路の確保と値決めがポイントです。経験のない買い手の方でも、前嶋さんが丁寧に営業の仕方や値決めについて教えてくださるため、引き継ぎ後、すべてを一人で判断して経営していかなければならないということはありません。一定期間は、必要に応じてノウハウを教えてくださいます。

想定できる買い手としては、すでに飲食店へ卸し事業をされている方や配送業を営んでいる方は、比較的スムーズに事業を引き継ぎやすいのではないでしょうか。既存事業の拡大と販路拡大につながると考えられます。あるいは、インターネットを活用した販売が得意な方にもおすすめです。

もしメロンショップマエシマにご興味があれば、気軽に前嶋さんにご相談してみてください