茨城県龍ケ崎市「有限会社 人形の大新」があとつぎ募集中!
2025年06月18日
2025年06月18日
*記事の内容は2025年6月19日公開時点のものです。最新情報や詳細情報は交渉内で確認してください。
「人形の大新」は明治38年頃に創業され、当時は主に掛け軸などを取り扱っていましたが、その後、節句品を扱うようになりました。戦後の昭和30年頃のベビーブームの時期から一般家庭に節句人形が浸透し始め、昭和40~50年代に節句品業界は最盛期を迎えました。
「人形の大新」は時流に乗って業容拡大していき、孫の初節句などで祖父母世代から節句人形を贈ることが一般的になっている現代で、根強いリピーターに愛されているお店であり、現在の5代目にあたる髙島さんまで120年以上に亘り事業を承継し続けてきました。
取り扱う商品は季節ごとに変わり、正月には羽子板や破魔弓、3月は雛人形、5月は五月人形や鯉のぼりなどです。お客様はお孫さんが生まれた60代前後のご夫婦が多いですが、お子さんが生まれた30代後半の夫婦が来店されることもあります。
※店舗
「人形の大新」では髙島さんが自ら職人のもとへ出向き、職人に対してお客様のニーズを伝えながら商品を仕入れています。販売は対面を基本とし、お客様に商品の背景や特徴を丁寧に説明し、量販品との違いをご理解いただいたうえで販売することがポリシーです。職人との強い関係を活かし、修理などのメンテナンスに対応しながら、節句品を通して長くお客様との関係性を築くビジネスを続けています。
職人との関係は長い年月をかけて髙島さん一族が築いてきたもの。現在は約30名の職人と取引をしている一方、年々廃業により職人の数が減っていることが課題です。後継者がいる場合でも、作る商品の雰囲気などが先代とは異なることがあります。また、節句人形制作では複数の職人が各工程を担当するため、工程ごとの職人が変わると商品の質が変化することもあり、職人との関係性を築いていくと同時に商品の見極め力も求められる仕事です。
※商品である五月人形
髙島さんも事業が受け継がれた当初は何もわからず、職人の元へ足を運び、直接教わりながら少しずつ勉強していったそうです。例えば、動物の皮などの材料による違いだけでなく、武士の階級に応じた鎧兜の種類なども理解しておく必要があります。人形の部品ごとに職人が異なり、そのすそ野も広いため、商品についてしっかり理解しておく必要があり、とても奥が深い業界です。
髙島さん:「初節句はお祝いです。贈り物としてお届けしたときに、その場で喜んでもらえることがいちばん嬉しいですよね。贈り物なので、購入者と納品先が違うことが多いです。納品した時に『こんなに素晴らしいものをありがとうございます』と言っていただける瞬間が、最高に嬉しいです。贈り物としてお求めにきたお客さんに対して最適な商品を提案できた結果として、受け取られた方に喜んでいただいた時には、この仕事をしていて本当に良かったと感じます。初節句はぜひ多くの方にお祝いしてもらいたいですね。」
※代表の髙島さん
節句品の業界は職人やメーカーが減少し、商品の調達が難しくなりつつあります。髙島さんは、これまでの業界内の視点だけでなく、異なる視点から業界を支えて色々な方法を試しながら業界全体を盛り上げてくださる方に「人形の大新」へあとつぎとしてお越しいただきたいと考えています。節句品の飾り方や販売方法の提案を広げ、お客様の幅を増やしていきたいとお考えの方は、是非とも「人形の大新」の承継をご検討ください。
茨城県龍ケ崎市の「有限会社 人形の大新」のあとつぎとしてもっと詳しい話が聞きたい場合には
電話番号:0120-998-196
メールアドレス:support@batonz.co.jp
案件の詳細:https://batonz.jp/sell_cases/66776
※「詳細情報を問い合わせる」よりお問合せください。バトンズのアカウントをお持ちでない方は、アカウント登録後に決算情報を確認できます。
量販店は大量生産で単価を下げた商品を構成していますが、「人形の大新」では一点物のような商品を取り扱うようにしています。量販店と価格競争にならないように「人形の大新」でしか手に入らない商品をお客様に提供できるよう意識し、問屋でも扱えない作家物を仕入れることもあります。そういった高品質な商品を求めて遠方からお越しになるお客様もいらっしゃいますので、こだわりを持った商品選定を継続いただきたいです。
現在、インターネット販売は行っていませんが、日本の伝統文化や工芸品の知識をきちんと持った上でインターネット販売などにチャレンジすることで、日本文化を広め、文化を継承していくきっかけになると考えられます。販売対象を今までのお客様層から拡大して、海外向けに販売するなど、異なるチャネルの開拓ができる方が求められます。初節句に関するニーズを持つ層だけではお客様を十分に確保できなくなっているので、新しい発想にも期待しています。
多くのお客様とは何代にもわたるお付き合いとなっています。そのため、お客様との関係を大切にし、外交的で人と関わることが好きな方が求められます。職人との交渉も難しい仕事の一つです。職人の中には売れるかどうかよりも、良いものを作ることを重視している方もいるため、「お客様のニーズが高いものを作って欲しい」と頼むことは簡単ではありません。そのため、コミュニケーションが重要です。
最初は髙島さんに職人をご紹介いただき、その後良好な人間関係を築き上げることで、顧客のニーズと職人のこだわりを両立した、より良い商品を作っていただくことができます。人形の価格は相場が定まっていないため、材料の原価を学び、お互いに納得の上でフェアな取引関係を築くことが大切です。
伝統工芸品を扱う人形店を経営していくには商品知識が必要です。引き継がれる方の経験によりますが、商品知識を身につけるには1年以上かかることもあり、趣味の範囲では務まらない仕事です。営業を続けていくためには現在の営業形態のままではなく、新しいことに挑戦し、売上アップも目指さなければなりません。商売としてしっかり引き継ぎ、「人形の大新」を盛り上げてくださる方が求められています。まずは業界へ興味を持ち、理解を深めたうえで、自分自身のやり方を見つけて欲しいと考えています。
※取り扱っている節句品
長年、直接やり取りをしてきた職人とのつながりそのものが大きな価値となっています。今から新規で職人と取引を始めて創業することは難しい業界です。あとつぎとなった際には、職人やお客様との付き合い方や商品知識を身に着けるために1年程度期間を設け、髙島さんご本人からしっかりと引き継ぎいただくことが可能です。
節句物の販売は、代々続けていける事業です。お客様とも職人とも、代を重ねて付き合っていくことになります。日本の伝統技術を受け継ぐ仕事なので、腰を据えてじっくり取り組みたい方に最適です。節句品業界全体としては高齢化などが進んで厳しい状況ですが、これから業界を盛り立てたいという方に、ぜひお越しいただきたいと考えています。
茨城県龍ケ崎市の「有限会社 人形の大新」のあとつぎとしてもっと詳しい話が聞きたい場合には
電話番号:0120-998-196
メールアドレス:support@batonz.co.jp
案件の詳細:https://batonz.jp/sell_cases/66776
※「詳細情報を問い合わせる」よりお問合せください。バトンズのアカウントをお持ちでない方は、アカウント登録後に決算情報を確認できます。
茨城県の南部に位置する龍ケ崎市は、都心から1時間程度の距離にありながら、自然環境も豊かに残る調和のとれた都市です。広々とした公園のほか、日常のお買い物にも便利なお店が充実し、大型のショッピングモールなどが近く、休日のお出かけにも困りません。市の施策としては「子どもの笑顔が続くまち」を目標に、ライフステージにあわせた支援を充実させ、切れ間なく子育て世代を応援しています。
〇龍ケ崎市への移住に関しては下記のホームページをご確認ください。
移住・定住「龍ケ崎で暮らす」
https://www.city.ryugasaki.ibaraki.jp/kurashi/emigration/index.html
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