茨城県東茨城郡大洗町の建具製作を行う「海老沢木工所」があとつぎ募集中!
2025年03月13日
2025年03月13日
*記事の内容は2025年3月14日公開時点のものです。最新情報や詳細情報は交渉内で確認してください。
「海老沢木工所」は海老沢さんのお父様が大洗町へ疎開してきたことをきっかけに、1945年に創業された建具製作の会社です。海老沢さんは高校を卒業した18歳でお父様の弟子となり、職人としての厳しい修行が始まりました。
ものづくりが好きだったため、これまで仕事が辛いということはなかったそうですが、毎月2日間しか休みがなく、忙しい時にはその休みすらなくなってしまうこともあったそうです。当時は現在の既製品の建具とは異なり、職人が障子や襖などを作っていた時代だったことから、仕事が多く、とても忙しい日々を過ごされていました。
海老沢さんが会社を継がれたのは36歳の時。職人気質で、お仕事には非常にこだわりを持たれており、自分が納得しないものは納品しないという高い意識をもって仕事をされてきました。これまで知人や取引先からの紹介で若い弟子を4人育て、そのうち1人は現在、県外で独立して仕事をされています。
海老沢さん:「こだわってものづくりすることが好きですね。私たちは仕事の対価としてお金を払ってもらっている。同じ1万円の対価であっても綺麗な障子か、これでもいいかの障子かでは自分の気が済むまでこだわり抜いた綺麗なものをお渡ししたいですね。」
海老沢さんは48歳の時に学生時代の恩師から打診があり、地域に貢献していきたいという気持ちから長年、町議会議員もされてきました。また、子ども好きで近くの中学校から公開授業の依頼があったことをきっかけに、中学校で木工教室の講師もされてきました。
これまでのお仕事で取得した一級技能士、ものづくりマイスター、職業訓練指導員の資格で木工技術の教員として認められたため、そのような機会にも恵まれたとのこと。授業を担当した子どもが「ステレオラックを作りたい」と直接尋ねてくることもあり、地域の方々にとても愛されています。
「海老沢木工所」では特注のビルトインの家具などを製作しており、オーダーメイドの家具の製作をしています。そのため、手掛けられたものに2つと同じものはなく、お客さん一人一人にあった家具を提供し喜ばれています。
現状のお客さんは口コミや電話帳から問い合わせで受注することがほとんどです。はじめに現場を確認し、お客さんにどんなものが欲しいか要望を伺い、サイズなどを測ってベストな提案をしていきます。過去には壁一面にテレビラックと棚を一体化させた家具を作成したこともありました。
修行を始めた18歳から55年間妥協することなく木工業に邁進してこられた海老沢さんですが、ご年齢のこともあり商工会で事業承継の話を聞いたことから、あとつぎ探しを開始されました。急いではおりませんので、ゆっくり時間をかけて引き継いでくれる方を探されていく予定です。
茨城県東茨城郡大洗町の建具製作を行う「海老沢木工所」のあとつぎとしてもっと詳しい話が聞きたい場合には
電話番号:0120-998-196
メールアドレス:support@batonz.co.jp
案件の詳細:https://batonz.jp/sell_cases/59744
※「詳細情報を問い合わせる」よりお問合せください。バトンズのアカウントをお持ちでない方は、アカウント登録後に決算情報を確認できます。
納期を守ることは基本ですが、万一守れない場合などは必ずお客さんから催促される前に事前に連絡して合意をとっておくなど、お客さんとの関係性を大事にしていくことが重要です。ひとつひとつの信頼の積み重ねが次の仕事にも繋がっていきます。仕事の出来にこだわることも大切ですが、納期もお客さんと緊密に調整しつつ、計画的に仕事を進めていくことが必要となってきます。
現在までインターネットなどで広告を出したことはありません。SNSやネット広告をうまく活用していくことで、お客さんからの問い合わせを増やしていくことができる可能性があります。ただし、これまで全く取引のなかったお客さんとのやりとりが増えると集金などにリスクが発生することは気を付けた方が良いかと思います。また、商圏が広がることで遠方の仕事への対応をすることになるので、広告を出す際はその点も踏まえておくことが必要です。
木工業はものづくりが好きで手先が器用な方に向いている仕事です。お客さんの要望を叶えていきたいと思える職人としての気質が必要になります。また、特に「海老沢木工所」ではこれまで築いてきた信頼関係でオーダーメイド建具をお客さんから直接受注しているため、挨拶や礼儀などの基本的なことを大切にできる方、コミュニケーションがきちんととれる方でないと難しいかと思います。丁寧な仕事、真面目な仕事はお客さんに伝わり、今後の仕事の受注にもつながっていきます。
未経験の方でも職業訓練指導員の海老沢さんがお元気なうちは木工を指導していただける可能性があります。最低限の仕事ができるようになるまで5年ほどかかり、一人前になるまでには10年ほどがかかると思っていただくと良いです。現在、木工業の会社に勤められていて独立を考えられている方や、同業者で営業所を増やしたい、という方は設備一式をそのままお渡しができますので最適かと思います。
海老沢さんは機械のメンテナンスもご自身でされているので、万全の状態で設備を引き継ぐことができます。現時点で買い替えが必要な道具や機械はありません。機械メーカーにオーダーでパーツを作ってもらい、こだわって揃えた機械なども多くあります。
そのため、木工業での独立を考えられている方は、自分で開業されるよりも効率的に事業を始めることができます。茨城県で木工業を始められたいと考えられている方や、大洗町方面へ事業を拡大したいと思われている同業者様はぜひご検討ください。
茨城県東茨城郡大洗町の建具製作を行う「海老沢木工所」のあとつぎとしてもっと詳しい話が聞きたい場合には
電話番号:0120-998-196
メールアドレス:support@batonz.co.jp
案件の詳細:https://batonz.jp/sell_cases/59744
※「詳細情報を問い合わせる」よりお問合せください。バトンズのアカウントをお持ちでない方は、アカウント登録後に決算情報を確認できます。
大洗町は茨城県の太平洋岸のほぼ中央、東茨城郡の東端に位置しています。県庁所在地である水戸市の中心部から南東に約12km、東は太平洋に面し、北はひたちなか市、西北は水戸市、西南は茨城町、南は鉾田市とそれぞれ接しています。
大洗町のビーチは海水浴やサーフィンの聖地となっており、県内屈指の海のレジャースポットです。また「大洗」という記述は平安時代の文献にもみられるほど歴史は古く、大洗磯前神社や願入寺など歴史ある寺社仏閣や東北地方と江戸を結ぶ水運の中継地として街も栄えてきました。漁業が盛んで、はまぐりや牡蠣、しらす、あんこうなどが名物です。とくに茨城県を代表する冬のあんこうが有名で、11月には大洗あんこう祭りが開催されます。
東京からの距離は約100kmで自然豊かな暮らしやすい土地です。町内にはバスや電車がありますが、生活するには車があると非常に便利な土地柄です。
〇大洗町への移住に関しては下記のホームページをご確認ください。
「移住・定住 大洗町公式ホームページ」https://www.town.oarai.lg.jp/cat1/sumai/ijuuteijuu/20576/
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