調剤薬局の数が、コンビニの数よりも多いという事はご存知でしょうか？ 昨今、「薬局オーナーの高齢化が進み、後継ぎがいない」という問題と、「独立開業したい有望な薬剤師が薬局を１から構えても上手く運営できるかどうかが心配」という２つの問題に直面しています。 当事業は、両者の問題を片づけるべく、Webサイトで薬局を買いたい方と売りたい方を募り、お互いの条件がマッチした場合に両者の間に入ってやり取りを行い、成約した際に高額な手数料をいただくビジネスモデルです。業界経済紙から取材を受けて紙面に掲載されたこともあり、設立して2年弱の割には業界でそこそこ有名となりました。またドメインパワーが強いのか、広告などを出さなくても２つのキーワード検索で1ページ目の最上位（広告の１つ下）に出てきます。そのため、問い合わせは今でもあり、多いときで月に2～3名、少ない月で0～1名がWebフォームから買収希望の依頼があり、ほぼ買収希望者からの 問い合わせとなります。 当ビジネスは、業界の知識が無くても、システムの事が分からなくても運営ができるというところが魅力で、現に私自信も業界の経験は全く無く、またシステム開発者でもありませんが、問題無く運営してまいりました。昨年夏には、当事業を買いたいという企業様や、某大手就職支援系のグループ会社R様からアライアンスのお話を頂いたこともございます。 1件あたりの成約手数料が数百万円と、一見高額のように思えますが、実は業界では最安値であるため、買手側が流れてくるのかもしれません。昨年実績は400万円弱でしたが、本業で忙しかったという事もあり、問い合わせに対しては、あまり手厚いフォローができなかったという結果が直結しているのかもしれません。ですが50数名の買収希望者情報は今でも生きておりますので、これだけでもかなりの価値があると思います。買収希望者の分布は、関東圏のみならず日本中に存在し、薬局の買収希望額は、下は２～３０００万円、上は糸目をつけないという方がいますが大半は４０００万円前後です。