①支援先:祭りの山車に飾る提灯の製造・修理を行う個人事業主
提灯の製造・修理は、県内の神社、夏祭り実行委員会から依頼を受けている。利益はほとんど出ていない。提灯の製造・修理はすべて手作業で行っている。提灯の製造・修理の技術を持っているのは相談者一人だけになっていた。
相談理由:依頼者様は高齢で、今後今まで通り提灯の製造・修理を続けるのは難しい。提灯の製造・修理は依頼が集中するため、徹夜で作業をすることもある。まだ体が動く間に提灯の製造・修理の技術を伝えて仕事を引継いでほしい。ご自身で引継ぎ先を探そうと付き合いのある地元の会社に引継ぎのお願いをしたがうまくいかなかったため相談があったもの。
支援内容・結果:相談依頼から半年で事業譲渡契約書調印。引継ぎ先企業様は、引き継いだ技術を基に新商品を開発・販売し新たなビジネス拡大に向けて実行中。
②支援先:食品加工場(大分県内で農産加工業を行っている個人事業主。)
代表者が定年後に創業。近隣のスーパーに加工品を納入。パートを雇って加工品を生産、代表者が配達。加工品の評価が高く、取引先のスーパーから辞めないでほしいとの要望を受けていた。
相談理由:年齢が70歳近くになったこと等から事業承継について考えるようになった。当初は所属しているグループ内で事業承継を行う予定でいた。しかし、グループ内での事業承継はうまくいかなかったため、事業承継について話を聞きたいと相談依頼があったもの。
支援内容・結果:代表自身が新たな候補先として障害者福祉施設を運営している事業者を見つけ、双方が希望していた年末での事業承継が実現。
加工品の製造方法の引継ぎも無事終了し、取引先へ継続して加工品を納入できている。
③支援先:建築事務所
大分県内で公共・民間両方の仕事を行っている建築事務所。実績から信頼度もある。
相談理由:社長の年齢が70歳を超えていること等から後継者を探すことを決断。事業承継についてどのような方法、手続きを行えばよいか分からず、専門家の支援が必要と感じ相談依頼があったもの。
支援内容・結果:社長が考える後継者候補が3名いた。実際に面談して後継の意思を確認し、そのなかから1人に決め、本人も了承。承継までのスケジュール、株式の価格、代表者借入の返済方法、承継後の関わり方、報酬などについて双方から話を伺い、その内容を反映した契約書類、株主総会の書類等の作成支援を行った。
年初めに社長が交代し事業引継ぎが実現。新社長はこれまでの取引先に加え、新たな取引先を獲得するために奮闘中。
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