事業再生
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2020/10/31

ドラマチック再生

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ドラマチック再生
手前どもは、カテゴリーでいうと「事業再生」分野の案件に関わることが多いです。 特に事業デューデリジェンス(通称:事業DD)と計画策定、その後のモニタリングなど、案件が始まると短くて半年、長ければ2年~3年の支援になることもあります。 言葉を飾らずに言えば、とても「しんどい」仕事です(笑)。 追い詰められている会社の支援なんで当然なんですが、心がけていることが1つあります。 それは「レポートの緻密さの罠に陥らないこと」です。 もちろん事業デューデリジェンスのレポートは金融機関にとって、支援機関にとって大事なレポートです。緻密にやりますが・・・ 事業DDには ①金融機関への調査報告という側面と、 ②社長の過去の経営に対する反省材料の提示、 この2つがあると思って取り組んでいます。 理由は2つあって、 ①社長が事業DDで省察しないと、本気の再生計画にならないため(事業DDはそのキッカケづくり) ②一方で財務DDを社長が理解するのは難しい(あくまで金融機関向け) なので、事業DDで窮境の要因の表層から深層(=真相)まで如何にたどり着けるか、 それを社長の省察に繋げることがことができるかどうか、ここが事業デューデリジェンスの要だと信じて今日まで仕事をしてきました。 省察したところから会社は再生に向けて本当の一歩を踏み出します。 そこから起きる日常はまさにドラマチック。 昔、メイクミラクルという言葉がありましたが、事業再生はドラマチック。 毎日いろんな電話やメールが飛び込んできますので、ドキドキもハラハラもワクワクも、そしてシクシクもいろんな感情がココロの中で入り混じります。。 ドラマの先にミラクルがある。 私の目の前にあるのは日常ですが、将来、振り返れば「ドラマ」になっているはず。 しんどいけど、やりがいがある「ドラマチック再生」。 これからもたくさんの案件に関わっていければと思いますので、皆さん、お仕事お待ちしております(笑)。 ーーー ☆金融機関様・事業再生ファンド様・中小企業様☆ 融資先や投資先の経営改善やM&A、幹部研修のご相談は下記まで info@lybritz.com 代表取締役 : 株式会社ライブリッツ・アンド・カンパニー 小野史人 2015年には日本経営診断学会会長賞、そして2018年には、中小企業庁長官賞を受賞。 私の仕事は、クライアント企業が変化して、成果が出てなんぼの世界。報告書を書くとかいった「作業」自体になんの価値もありません。「コンサルを受けたい」社長なんていません。 私は成果報酬型経営改善コンサルティングを通じて、社長の願いである「会社を良くしたい」に応えていきます。 経営理念は「成長の歴史と証を共に創り、心を、組織を、未来を、動かす」
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