株式会社レ・コネクション

当社は「人を結び 街を紡ぐ」をブランドスローガンに2016年に設立いたしました。 近年、少子高齢化や人口の減少、ITのめざましい発展によるライフスタイルの変化や価値観の多様化等、数年前まででは想像出来なかった環境が現在の日常となるほど、私たちを取り巻く生活環境は目まぐるしく変化しています。 2019年には国内総世帯数が調査開始（昭和43年）以降、最大世帯数を記録し「日本人世帯数は5,699万世帯」、「外国人世帯を含めると5,852万世帯」となっております。しかし、世帯数は増加しているものの、国内人口においては10年連続で減少し続け、2019年には１億2,477万人と日本の人口減少は進んできています。 国内人口の減少は、地域の過疎化や雇用問題に発展し更には国力の低下となり社会に大きな影響を与えると共に、年々増え続ける空き家問題へも直結します。 特に空き家問題に関しては我々、不動産業界が密接に関わる大きな問題であると同時に地域社会にとっても解決しなくてはならない深刻な問題となります。日本国内で約820万戸(約13.5%)、京都市内も例外ではなく約11万戸(約14.1%)、伝統的な構法を用いられた京町家に限定しても10％以上が空き家となっています。 当社では「空き家問題解決の一端を担いたい」という思いから空き家や京町家の保存再生に積極的に取り組んで参りました。2020年にはその結果として【tsumugi～紡～プロジェクト】でグッドデザイン賞を受賞させていただきました。 これまで私どもは歴史ある大切な文化を守りながら、新たな価値を創造し、次世代に紡いでいける企業を目指し、多様化するライフスタイルに合わせた【期待を超える商品企画】をモットーとし、事業を展開してきました。 2020年には新型コロナウイルスによりパンデミックが引き起こされ世界規模で、社会的にも経済的も甚大なダメージを負うこととなりました。しかしながら、この事態をきっかけに大きく変化を遂げるチャンスになったとも感じています。実際弊社においても、2020年度にM&Aにより2社を承継しております。 今が大きな変革を求められる局面ととらえ、「人を結び 街を紡ぐ」をコンセプトに会社及び不動産業界・地域産業の更なる発展を追求してまいります。